【1. 遮熱編】専用品を探せ!フロントドアガラスサンシェード
隙間なくピッタリはまる専用品サンシェード。黒色メッシュ特有の「熱を持ちやすい問題」をDIY塗装で克服した工夫と効果をご紹介します。
フロントドアガラスサンシェード導入のメリット
- 車内気温が異常な高温になりにくい
- ハンドルが熱くて握れない事態を防げる
- シートが熱源にならず快適に座れる
- 紫外線による車内樹脂パーツの劣化スピードを遅らせる
- 車内で待機する際の目隠しとしても利用可能
汎用品とは違う!専用設計のフィット感と「黒色」の罠
主だった利点はフロントガラスサンシェードと同様ですが、フロントガラスよりも専用品とそうでないものの差が如実に出るのが、このフロントドアサンシェードです。
ドアガラスのフレームにピタリとはまり、ワイヤーのばねとマグネットの補助で隙間なく張り付くサンシェードはとても効果的で、特に太陽が傾く朝早くと夕方の駐車中に大きな効果を発揮します。
ですが、非常に残念なことに専用品は黒色のメッシュ生地のサンシェードしか見つからないことが多く、私も仕方なく黒色のサンシェードを入手しました。
「黒色メッシュ」の大きな課題
当初はそのまま使用していましたが、黒色のサンシェードが日光を受けると非常に高い熱を持ちます。
そしてサンシェードがあるのは車内です。シートやハンドルなどに直射日光が当たり80℃近くまで達することは防げても、車内気温の上昇は避けられず、結果として50℃近くの熱気が車内にこもることになります。
そのまま時間が経てばハンドルやシートも車内気温からの熱を受けて次第に上昇していくため、「無いよりはマシだけど効果はいまいち」というのが第一印象でした。
DIYで遮熱性能を高める試行錯誤
試作1号:ダイソーのアルミ蒸着シート(失敗)
そこで、私はダイソーの災害対策グッズとして売っているアルミ蒸着シートでサンシェードを包むという方法を思いつき実行してみました。
遮熱効果は劇的で、フロントドアガラスから入る日光はすべて反射されていると思えるほどでした。しかし、構造上サンシェードを折り畳むことができなくなるうえ、耐久性がいまいちですぐにアルミ蒸着シートが破れてしまい、1か月も持ちませんでした。
試作2号:AZラバーペイント(メタリックシルバー)で塗装!
折り畳み性能と耐久性を両立させるため、次に黒色メッシュ生地をメタリックシルバー色に塗装することにしました。
AIと最適な塗装方法を相談し、折り畳んでも塗装面が剥がれないよう、ラバーのように柔軟性を保つことができるAZ社製 ラバーペイント ZEQUE RP-82 メタリックシルバーを選択しました。
メッシュ生地に対する塗装なので、普通に吹くと塗料がある程度通り抜けてしまいます。
下地塗料を事前に塗る方法も考えたのですが、ラバーペイントとの相性が分からなかったので、今回は直接ラバーペイントのみで塗装を行いました。
遮熱性を上げるために膜厚を厚くしたかったので、かなり近距離からしっかり吹き付けました。その結果、多少の塗りムラはできてしまいましたが、今回は遮熱効果を高めることが最優先なので良しとします(機会があったら再塗装するかもしれません)。
【塗装前】純正の黒色メッシュ状態
光と熱をそのまま吸収して熱くなってしまっていた黒生地。
【塗装後】ラバーペイント施工後
メタリックシルバー塗装により、日光をしっかり反射する仕様へ。
結論:塗装後の効果と使い勝手
塗装後の遮熱性能は、流石にアルミ蒸着シートを直接貼り付けた時ほどではありませんが、それでも黒色だった頃に比べると雲泥の差で熱を持たなくなりました。
DIY塗装で得られた成果
- 黒色時代に比べてサンシェード自体の発熱が激減した
- ラバー塗料のおかげで、柔軟性を保ったままコンパクトに折り畳める
- アルミシートのようにくしゃくしゃになったり破れたりせず、耐久性も見た目もクリア
買ったものをそのまま使えるのが一番簡単で効率がいいのですが、理想のアイテムが無ければDIYで工夫して求める性能に近づけてみるのも一興です。
もし、あなたも黒色メッシュのサンシェードをお持ちで「熱対策がいまいちだな…」とお悩みなら、今回のラバーペイント塗装にチャレンジしてみてはいかがでしょうか!