1. 熱を入れない(遮熱編)

コスパ最強!フロントガラスサンシェード

たった数千円の投資が、エアコンの効きと燃費を劇的に変える。

フロントガラスサンシェードの圧倒的メリット

夏の屋外駐車場において、フロントガラスサンシェードを導入すると以下のような絶大な利点があります。

  • 車内気温が異常な高温になりにくい
  • ダッシュボード温度が低く抑えられるため、エアコンが早く効く(=燃費改善に直結!)
  • ハンドルが熱くて握れない事態を防げる
  • シートが熱源にならず快適に座れる
  • 紫外線による車内樹脂パーツの劣化スピードを遅らせる
  • 車内で待機する際の目隠しとしても利用可能

これだけ明確なメリットがあるサンシェードですが、実を言うと、私はソリオを購入してすぐには導入しませんでした。今回は私がサンシェードの導入に至ったエピソードと、最適な選び方をご紹介します。

「毎回つけ外しが面倒」という偏見からの脱却

私は以前、夏になると駐車していた車が暑すぎて乗るのが億劫でした。 灼熱の車内に乗り込み、急いでエアコンを全開にして、高い車内気温が下がるまでひたすら耐える日々。車内の空気だけでなく、熱々のシートやハンドルから伝わってくる熱も相当なものです。ハンドルは熱くて握れなくなってしまうため、タオルをかけておくという場当たり的な方法で誤魔化していました。

私の車の使い方は街乗りがメインです。休日に買い物で回っていると、せっかくカーエアコンで車内が冷え始めても、次の店の屋外駐車場に停めて戻ってくるとまた車内が日光で熱々にリセットされています。「なんて不毛なんだ…」と日々感じていました。

サンシェードを使っている車を見たことはありましたが、「毎回つけ外しが面倒そうだし、本当にそんなに効果があるの?」となかなか導入に踏み切れずにいました。
最近流行りの傘型は骨が折れて壊れやすそうだし、昔ながらの蛇腹状のものは畳んでも分厚くて嵩張る。汎用品のワイヤー式サンシェードはサイズが合わず隙間だらけなうえ、黒色の裏地が熱を吸収してしまう。私の中のサンシェードの評価は散々なものでした。

完璧な商品との出会い:
ところが、Amazonでたまたま見つけた「ソリオ専用設計のワイヤー式サンシェード」は、私の懸念を全てクリアしていました。純正サンバイザーで押さえるだけという簡単な設置方法、専用設計による隙間のなさ、折りたたんでコンパクトに収納できる利便性、そして太陽光を反射するシルバー色。約2,600円というお手頃価格で、夏の駐車場のストレスが激減したのです。

なぜこれほど劇的な効果が出るのか?

車外から侵入する熱の最大の原因は、言うまでもなくフロントガラスから差し込む直射日光です。
屋根のない駐車場で直射日光を放置すると、車内の気温は60℃程度まで上がり、直接照らされたダッシュボード付近は80℃近辺まで達します。

日光がシートを照らしていれば、エアコンの冷気が入り込む余地のない背中からの熱源になります。乗車前にドアや窓を開けて60℃の空気を入れ替えることはできても、80℃まで熱せられたダッシュボードなどの巨大な樹脂パーツを急激に冷ますことは至難の業です。

前回のTorqueでの検証の通り、エアコンが車内を冷やそうとフル稼働している間、ガソリン消費量はアイドリング時の2倍以上に跳ね上がります。つまり、「熱々になってからエアコンの力技で冷ます」よりも「そもそも熱々にならないように防ぐ」方が、はるかに効率的で燃費にも優しいのです。

ガラスフィルム施工が「コスパ最強」とは言えない理由

日光を車内に入れないのが最も効率的ですが、フロントガラスには「可視光透過率70%以上」でなければならないという法律の壁があります。
熱を防ぐためにマジックミラーのようなフィルムを貼ると一発で車検不適合になります。透明度の高い赤外線(IR)カットフィルムを貼る方法もありますが、ガラス自体の透過率とフィルムの組み合わせ次第では車検に通らないリスクが付きまといます。数年後の経年劣化で車検に引っかかる事態も想定されます。

さらに、フロントガラスにはドライブレコーダーやETCアンテナなどの機器類が多く、施工工賃が高額になりがちです。そういった意味で、フロントガラスへのフィルム施工は手軽なコスパ対策とは言えません。

※新車購入時のアドバイス:
もしこれから車を買うのであれば、メーカーオプション等でフロントガラス自体を「IR(赤外線)カット機能付きガラス」にすることをおすすめします。手間ゼロ、車検の心配ゼロ、走行中も涼しいという最高の装備です。(私のソリオにはその機能がなく、後悔しています…)
ただ、IRカットガラスでも赤外線を100%カットできるわけではないので、駐車時はやはりサンシェードとの併用が最強です。

失敗しない!サンシェードの選び方

サンシェードには傘式、吸盤式、ロール式など様々ありますが、選ぶべきポイントは大きく3つです。

1. 色は「外側シルバー(金属光沢)」一択

最も効果的なのは、アルミなどを使った金属光沢のあるものです。赤外線の反射率が高く、熱を外へ跳ね返してくれます。逆に黒色や濃色のものは日光を吸収してサンシェード自体が高温の熱源になってしまうため、絶対に避けるべきです。

2. 「車種専用設計」のワイヤー式が最強

私のおすすめは、専用設計のワイヤー入り折りたたみタイプです。構造がシンプルで壊れにくく、収納もコンパクト。最初は8の字にねじって畳むのに少しコツがいりますが、慣れれば3秒で収納できます。

専用設計を選ぶ最大の理由は「フロントガラスとの隙間を極限までなくせるから」です。サンシェード表面は鏡と違い日光を乱反射します。ガラスとの隙間が大きいと、乱反射した熱が車内のダッシュボードに当たってしまい効果が半減してしまいます。

💡 選べるなら「フロントクォーターガラス(三角窓)」まで覆えるタイプを!

ソリオのようなトールワゴンやミニバンは、Aピラー根元の「三角窓(フロントクォーターガラス)」から入る日差しもバカになりません。
専用品の中には、フロントガラス本体から生地が少し延長されていて、設置時に三角窓まで一緒に覆えるデザインのものがあります。もし選択肢があるなら、このタイプを選ぶと隙間からの熱侵入をほぼ完璧に防げるため非常におすすめです!

※注意点:ドライブレコーダーを装着している場合、専用設計であってもカメラ部分が少し干渉して浮くことがあります。サンシェードのフチをドラレコに被せるように少し工夫して設置すると綺麗に収まります。

まとめ:5,000円以下で買える最高の燃費向上パーツ

Amazonなどで「(ご自身の車種名) サンシェード」と検索すれば、専用品が2,000円〜5,000円程度で見つかります。

車内を灼熱から守り、エアコンが設定温度に到達するまでの時間を大幅に短縮する。結果としてエアコンによる無駄な燃料消費(L/hr)を抑え、燃費向上に直結する。何シーズンも繰り返し使えることを考えれば、驚異的なコストパフォーマンスを誇る投資と言えます。

熱対策の第一歩として、まずは車種専用のサンシェードを導入してみてください!

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タグ: ソリオ aircon sunshade DIY